カテゴリー「俺BAR/俺居酒屋」の記事

俺もまだまだ

俺BAR“Cooperage”のカウンター
俺はマスターに
先日の“特製ハイボール”デビューの話をした

「シャドーさん、ナカ、頼みました?」
「ナカ?いや、頼んでないけど」
「フ・フ・フ…シャドーさんもまだまだ青いですね…」

マスターがまたニヒルに笑った
俺は何か失敗したのか?

「マスター、それ、どういう意味なの?」
「1杯目、炭酸を入れると炭酸が余りますよね」
「はい…」
「その余った炭酸で2杯目を飲む…要するに1本の炭酸で2杯の特製ハイボールを飲まなければ完結しないのですよ」
「な、なんだって!」

俺は愕然とした
特製ハイボールにはそんな仕掛けがあったのか…
あの時、だから俺は直後に酔いが回ってこなかったのか…
みんなベロベロになると聞いていたのからオカシイと思っていたんだ…

「しまった…迂闊だったぜ…」
「まだまだですな」
「マスターにしっかり聞いて行けば良かった…完敗だ…」
「まぁ、それを飲んだ代償は酷いものですよ」

一端の呑兵衛になったつもりだったが…
もう一度やり直しだぜ

Photo

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乗禁解除直後、俺は銀座へ…

「お客さん、ごめんね。乗禁解除したばっかりだから車進まなくなっちゃったよ」

金曜25時2分
俺は銀座に向かうタクシーに乗っていた
仕事が長引いて終電を逃してしまった俺は
人形町からタクシーに乗り
俺友が任されているBARへ向かっていた

「解除の1時過ぎたばかりだからねぇ、どっと銀座に押し入っちゃうんだよね…メーター上がっちゃうな…ごめんね」
「仕方ないですよ。じゃぁ、ドンキの辺りで降ろしてくれますか?」
「分かりました。ホントにごめんね」

心底申し訳なさそうに詫びるドライバー
俺はドンキの前で降ろしてもらい
日航ホテルに向かって歩いた

BAR In The Room 84

日航ホテルの隣のビルの地下2階
俺友“S”が任されている小さな隠れ家的なBARだ

「よく来てくれたね。ありがとう」

店の1周年とのことで
日付が変わるまでは大いに賑わっていたとのこと

1お祝いということで
1杯目に“ローランペリエ”を飲む

「美味しいね」

俺はゆっくりと黄金色のシャンパンを味わった

その後
いつものようにテキーラとウイスキーを飲んだ俺は
2〆に“カロン・セギュール”なんていう
古傷が疼く?ようなワインを飲んで店を出た

時計の針は午前4時
銀座はまだまだ賑やかである

俺は小腹を満たすために
24時間営業のすし屋の暖簾をくぐった

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俺の地元の特製

連休最終日
俺は久々に地元の大衆居酒屋“加賀屋”の暖簾をくぐった

ここは地元・船橋での最もディープなスポットの一角だ

店内は祝日というのに相変わらず盛況だ

カウンターの端に案内された俺は
とりあえずビール大瓶と板わさとねぎぬたをオーダー
暫し店の雰囲気を楽しみながら
ビールとツマミを口に運んだ

ビールも空になり
俺の前に置かれているのはコロッケ
この店のコロッケはクリームコロッケで美味い

「さて、何を飲もうか…」

コロッケに日本酒もなぁ…
と、思った俺の眼に飛び込んできたのは
『特製ハイボール』の文字

「これが噂の…」

この“特製ハイボール”はちょっとした曰付きの曲者で…
だけど、俺は思い切ってオーダーした

「特製ハイボールです!」

1大量のアルコールが注がれたグラスと
炭酸の瓶が俺の前に勢い良く置かれた

「う~ん、コイツは手強いかも?」

船橋の男たちは
この“特製ハイボール”を飲んで
初めて一端の酒飲みになる

なんていう儀式めいた謂れがある

何故なら
この“特製ハイボール”を飲んだ男たちは
必ずといっていいほど酔っ払う
それもかなりいい具合に…
俺もその後、それをしっかりと体験するわけだが…

2まぁ、とにかくだ
何とか“特製ハイボール”を飲み干した俺は
川海老をツマミに日本酒を2合飲み干した

その後
何故かもう1軒ハシゴして…

「やばい…今頃効いてきやがった…」

自宅を目の前にしてホッとしたのか
“特製ハイボール”のアルコールがボディーブローのように
俺の身体を襲った

3通りを振り返ると
街路樹のイルミネーションがキラキラしていた

「もうそんな時期なんだよな…」

地元商店街にしては品の良いイルミネーションに
何となく一抹の淋しさを感じてしまった…

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ウカれた俺に懐メロが

金曜の昼休みは堀留のカフェ・バーで
美人マネージャーの顔を見ながら
軽く2,3杯飲むのが俺の定番になっている。

昨日もその例に漏れず
俺は堀留のカフェ・バーへ

Photo1日遅れのヌーヴォーで美人マネージャーと乾杯し
おまけにご来店の予約も取り付けて
ウカれた俺(v^ー゜)

ウカれているときの俺は
仕事がどんなに忙しくても
笑顔でかる~くこなしてしまうんだよな

そんな流れで
気分良く地元に戻った俺は
俺ラーメン居酒屋“豚がっちゃん”へ

カウンターを挟んで
マスターと世間話の一つ、二つを交わしながら
日本酒を熱燗で啜る俺

有線から流れてくるBGMは歌謡曲
結構懐メロ系

イガラシヒロアキの『ディープパープル』
ワタナベミサトの『恋したっていいじゃない』などなど…
サンタナの『ホールド・オン』などの洋楽も混じってたっけ…

そんな懐かしのメロディーを聴きながら
地酒の冷酒を飲み
そろそろ帰ろうとした俺の耳に聞こえてきたのは
ナカジマミユキの『ひとり上手』だった…

ねぇ、マスター
この選曲って何か訳あり?

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悪いのは俺さ

18日0時
ボジョレー・ヌーヴォー解禁

俺は去年と同じようにその1杯を飲むために俺BAR“Cooperage”へ

Photo_21カウンターに座るなりマスターが俺の前にヌーヴォーのボトルを置いた
お馴染みのウサギのラベルヌーヴォーだが
今年はウサギの横に小さな亀のシールが張ってある
どうやら『ウサギと亀の話』にかけたようだ

しばらくしてマスターが

「そう言えば昨日相棒のYoshiさんが来ましたよ」
「へぇ、平日に珍しいですね」
「シャドーさんに俺が怒っていたと伝えてくれって」
「えっ?俺アイツに何かしたかな?」

はて?
アイツと最近会ってないし
何か気に障るような子とした覚えないしなぁ
かと言って昔の事蒸し返すような奴じゃないしなぁ

俺は宙に視線を移し思い返してみた
そんな俺を見て
マスターが口元を少し歪めてニヒルな笑みを浮かべた

「従弟さんの結婚式の事なんで教えなかったんだって、怒ってたんですよぉ」
「あれ、この前会ったときに俺言ったけどなぁ」
「でも、日時までは教えなかったでしょ」
「確かに…」
「分かっていれば祝電ぐらいって」
「いやぁ、俺もね、アイツに祝電の願いしようかと思ったんだけど、厚かましいかなって思ってさ」
「従弟さんも何で教えてくれなかったんだろうって」
「まぁ、それが根源だな。だったら俺は悪くない」
「いいえ、シャドーさんが悪ってことにすれば収まりが良いという事で話がまとまりました」
「はぁ?そうなの?」
「はい。そういうことでシャドーさんが悪いんです」

その後、俺はラムとバーボンを煽りながら

「まぁ悪いのは俺だけどね」

を連発してカウンターの中のマダムを笑わせていたのだ

2ハードなラムが俺を陽気にさせた夜だった

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This is 俺...

マイケル・ジャクソンの“This Is It”…
観てしまいました…

本当は
久しぶりに新宿にでも繰り出して
新規開拓でもしようと思っていたのだが…

新しいPCと親父のPCの設定に追われてしまい時間があっという間に…

「面倒くさいから銀座にすっか!」

19時近く
俺は船橋駅から東京方面に向かう快速電車に乗った

This_is_1丸の内南口で降りると空には美しい満月が
“片月見”でツイていない俺に月光の恵みが?

「今夜は良い事あるかもな」

俺はそう思い、夜の丸の内界隈を散策

This_is_2運良く気になっていた店“赤垣屋”がやっていたので
とりあえずそこへ“スムーズ・イン”

ビール、ホッピーを飲みながら“大阪串かつ”をはじめとする串揚げを賞味する

This_is_3一通り飲んで食べた俺は丸の内界隈から銀座界隈へ

ほろ酔いの俺は次の店ではなく
何故か有楽町マリオンで映画をと…

こんな時間にやってるわけないと思っていたのだが…

マイケル・ジャクソンの“This is it”が観れるではないか!

俺は迷わずチケットを購入した

本編上映2時間弱

映像的には“プロモ”を見た感じだが
映像から伝わってくる感想は
MJ氏の人間的な良さというか…
とにかくMJ氏は懐が深くて大きくて
何事にも慈愛に満ちていて…
いいとこ撮りの映画かもしれないが
とにかくMJ氏はとっても偉大で素敵な人だと感じた

色々とスキャンダルもあった人だが
俺たちの世代にしてみれば
やっぱり
とっても
すごく
すごく
すごく………
とにかくカリスマな人なんだよね

映画を観た後
コリドー通りを目指した俺
ふと
路地を覗いていると
“しぇりーくらぶ”の看板に灯りが燈っていた

俺は携帯のボタンを操り
俺友“MOMOさん”に繋いでもらい
程なく
“しぇりーくらぶ”のドアを開けた…

シェリーグラスを置いたカウンターを挟んでの
MOMOさんとの話題は
もちろん
マイケル・ジャクソンが中心で…

楽しい時間は瞬く間に過ぎ
俺もMOMOさんも終電の時間で銀座をハネ
それぞれの帰路へと着いた

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木枯らしの夜の俺にカクテル

昨夜は寒かった

真冬のような寒さだった

そんな夜は
熱燗が最適なのだろうが

だけど、俺は
閉店間際の俺BAR“Cooperage”に押しかけ
気取ってカクテルを飲んだ

Photo_3俺BARの11月のカクテル“雪待月”
11月の異名(一般には霜月という)らしい

ジン・ベースの乳白色のカクテルは爽やかで優しい味
口に含むと心が和んでくる感じだ

乳白色は雪をイメージしたということだ

木枯らしも吹き
いよいよ冬が始まる

今年もあと2ヶ月

毎年のことながら
これからの時期
色々騒がしい俺と俺の周り

年越しまで
気合入れて突っ走るかね(*^ー゚)b

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俺は片月見

「旦那さん、中秋の月見をしたからには後の月見もしなくちゃね」

これは所謂“片月見”といわれる東京(江戸)地区のみで伝えられてきた慣習で
自宅以外で中秋の月見をしたら“後の月見”も同じ場所でしなければ縁起が悪い…
江戸・吉原ではどちらの月見の日も紋日とされ
遊女たちは旦那たちにそのように声をかけ
また、旦那たちも気前の良いところを見せるために散在したらしい

昨夜はその“後の月”…13夜(旧暦9月13日)にあたり
中秋の月見を逗子のと或る海岸でした俺は
仕事が終わってから俺の愛器R32GT-Rで逗子に向かうつもりだった

しかし…
仕事が終わったのは24時近く
うす曇の夜空のせいか月もイマイチ色褪せて見える

Photo俺は逗子行きを諦め
地元へ帰って
いつもの金曜の夜のように
俺ラーメン居酒屋“豚がっちゃん”で食べて飲んで
俺BAR“Cooperage”でしっかり酔っ払った

結局
俺は“片月見”になってしまったわけだが…
これがいけなかった…

その夜
俺は嫌な夢を見た

とても
悲しく
切ない夢だ

片月見は縁起が悪い…
これは本当のことかもしれない

月を愛する俺としたことが…

来年は片月見にならないように気を付けよう…

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俺の先輩に乾杯!

人形町で一夜を明かしてしまった俺はかなり疲れていた

「なら真っ直ぐに帰れば良いじゃん」

元カノならそんな言葉をメールで寄こしただろうなんて
訳もなくそんなことを思いながら
俺の足は自然と俺BAR“Cooperage”に向かっていた

カウンターに座り
立て続けにベルギー・ビールを2杯飲んだ

「ビール2杯なんて珍しいですね」

マスターがニコやかに言った

疲れのせいか
あまりハードなものは飲みたくなかった俺は
2,3杯で切り上げるつもりだった…

3杯目に
普通に美味しくて
あまり構えずに
そして頭を使わなくていい?
ブレンデット・ウイスキーのロックで閉めようとしていた時だった

頭の悪そうな薄っぺらなガキが3人店に入ってきた
かなり酔ってるらしく呂律がおかしい
この店のカウンターにはふさわしくない連中だ
マスターたちもイマイチ浮かない顔をしている

何故だか分からないが俺は一瞬で身構えた
多分、奴らの態度に腹が立ったのだろう

まぁ、俺もこのカウンターで酔い潰れたこともかなりあるのだが
それは調子良く棚上げして…

そんな俺の態度の変化に気付いたのか

「シャドーさん、何かお作りしますか?」

マスターが聞いてきた

「少しパンチが効いたバーボン…グランダットを」
「先輩のお好みのバーボンですね」

この店の常連には俺の高校、大学の先輩がいる
グランダッドはその先輩のお気に入りのバーボンなのだ

「次回からグランダッドをオーダーする時は“先輩”と呼びましょう」

俺たちはグダグダになってるガキどもをそっちのけで爆笑した

先輩に乾杯!

俺は琥珀色の液体を身体に注いだ

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成行きで俺は…

人形町午前1時
俺の仕事場・居酒屋“大市”

成行きで店に泊まる羽目になってしまった俺
見下ろすと
並べられた椅子の上に酔い潰れたDaiくんが芋虫のようにモゾモゾと動きながら横たわっている…

「このままにしておこう」

俺はDaiくんのことは諦め携帯のボタンを押した

「もしもしゴリさん?」
「どうしたんですか?こんな時間に」
「ゴメンネ。あのね、Daiくんこっちで預かってるから」
「ええっ!ごめんなさい!今から取りに行きましょうか?」
「いや、このまま始発まで寝かせておくよ。それより今から飲みに行かない?」
「スミマセン…まだ仕事終わってないんですよ」
「そうなの?大変だね」
「はい…行きたいんですけど…無理です」
「ハハハ…じゃぁまた今度ね」

俺は仕方なく一人で真夜中の人形町の街に出た

キャバクラやガールズ・バーがてんこ盛りのビルの入口で
呼込みのお兄さんたちを軽くかわしてエレベーターで地下に降りた

人形町の俺BAR“LAGGAN”

「こんばんは」

ガランとした店内からは返事がない
仕方なく奥に進むと青白く光に浮かぶ人影が

「何やってんですか?」
「あっ、スミマセン…暇だったもので」

マスターは慌ててノートPCをシャットダウンしてカウンターの内側に立った

「久しぶりですね」
「そうですね。風の噂に仕事場を変わったお聞きしましたが」

俺は今の仕事に就いてからこの店に来ていなかったのだ
ご近所なのにまったく失礼な俺だ

「ご報告遅れまして。今、この店で働いてます」

俺はマスターに名刺を差し出した

「ああ、大市さんですか。道理で…」
「道理で?」
「何人かご紹介いただいたみたいで、ありがとうございました。大市さんでご紹介されたと言われてもイマイチピンと来なくて」
「たまにお客さんに雰囲気の良い店はないかと聞かれるから、ここならってね」
「ありがとうございます。そう言えばこの前はXXさんがご紹介でと…」
「そうらしいですね。本人からこの店に行ったと聞きましたよ。美人だったでしょ?」
「ええ。綺麗な方でした。それから、夏の終わりぐらいにも…」

Photo俺たちはカウンターを挟んで、そんな話をしながら深夜の時を過ごした

店には静かなJazzの調べ
俺の前には優しいスコッチが置かれていた

成行きに任せた人形町の夜は更けていった…

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